VANS - SKATE HALF CAB BY ELIJAH BERLE COLLECTION

ノミ?
──地獄→天国

2022.11.08

 ずっと鼻づまりに悩まされてきました。快適に鼻が通っていたときの記憶はもうありません。特に花粉の季節は鼻がパンパン。耳鼻科に何年も通っていますが、基本的に口呼吸の毎日。病名は副鼻腔炎。先日、そんな鼻が完全に蓋をしたように閉じてしまいました。鼻詰まりで誘発される頭痛も数週間収まる気配なし。嗅覚もなし。
 まずは耳鼻科のCTスキャンで鼻の状態を診断。医者いわく「鼻茸もりもり」。鼻茸とはポリープのことで、これが理由で鼻が詰まるのです。顔の骨の中には額と両目の下に空洞があるのですが、そこも鼻茸だらけで膿だらけ。さらに鼻の骨がS字に湾曲しているため、出っ張っている箇所を削らなければなりません。これは重症とのことで早速手術の手配をしてもらいました。しかも日帰りで入院する必要なし。ラッキー。
 同僚のTMも副鼻腔炎の手術をしたことがあり、話を聞くと全身麻酔で気がついたら手術が終わっていたとのこと。自分の場合は局所麻酔。でも楽観的に「麻酔されるし余裕でしょ」くらい思いながら手術当日を迎えました。
 麻酔を打たれると心臓が破裂しそうになるくらいバクバクいい始めます。頭も割れるように痛い。局所麻酔とは患者を完全に眠らせるのではなく、手術する部分だけ麻酔します。ということで痛みこそないものの、切られたり引っ張られたりする感触はバッチリあるし、医者と看護師のやり取りもしっかり聞こえます。
 「メス」。鼻の中をザクザク切られる感触あり。「セッシ」。ピンセットのようなものね。つままれている感触あり。「ノミ」。ノミ? 大工とか彫刻とかで使う工具? そう、ノミが挿入され、鼻の骨をガンガン叩かれます。そしてメキメキという音をたてながら鼻の骨が削られていきます。もちろんその感触もあり。そんな感じで意識を保ったまま手術が1時間半。完全にナメていました。マジで辛かった。精神的負担が凄まじすぎる。
 術後は止血のためにガーゼを何個も両鼻に突っ込まれます。鼻が完全に閉ざされ再び口呼吸で数日。そしてこのガーゼを抜くのがマジで痛い。涙がボロボロ流れて脳みそも一緒にドロっと出てきそうな感覚。ちなみに同僚のTMはガーゼを抜かれる際に喉に血が下りてきたらしく、むせて女医を血まみれにしたそうですw
 本日で術後ちょうど1週間。まだ本調子ではありませんが、鼻から入ってくる空気の量に感動しております。世界が完全に変わりました。こんなことならもっと早く手術しとけばよかったと思うくらい。
 もしも鼻づまりで悩んでいるスケーターがいればすぐに手術したほうがいい。おそらく鼻が通るだけで集中力が上がりスケートも調子よくなるはず。ただし、その際は絶対に全身麻酔&入院をオススメします。

--MK

 

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