Nike SB dojo | スケートパーク

スケーターたるものストリートではスマートに立ち回れ
──ストリートスマート

2019.02.04

 都市環境で生き抜くために必要な知識。予期せぬ出来事に臨機応変に対応できるスキル。学校では教えてくれないサバイバル能力。それがタイトルの「ストリートスマート」の意味。スケーターにとっては、ストリートで面倒に巻き込まれないトラブル回避術。
 そんなストリートスマートの対極に当たる出来事が昨年11月にSFで起きてしまいました。なんでも8名のスケーターが有名スポットのブラックロックで滑っていたところ、警備員がセッションを止めようと鉄柵を立てたことで口論に発展。小競り合いの結果、乱闘になってしまいスケーターが警備員の頭部をデッキで強打(※こちらは被害者サイドの主張。真相は調査中)。警備員は意識を失い救急車で病院に搬送され、脳にひどい損傷を受けていたため頭蓋骨を削り脳の一部を摘出するという一大事に。手術を無事に終えるも警備員は記憶を失ってしまい、駆けつけた家族の存在を認識することも、言葉を話すこともできない状態。こんな悲惨な出来事が起きてしまいました。ベイエリアのニュースで大々的に報じられ大きな問題に発展しているようです。頭部を強打したスケーターは拘束され裁判も始まっていますが、彼の弁護士が主張するのは自己防衛。「警備員が先に喧嘩をふっかけたためしょうがなかった」とのこと。その真偽がどうであれ、誰も得しない胸クソ悪い事件であることに変わりはありません。
 警備員をネタにする映像がスケートビデオで使われることが多々ありますが、ジョークとして笑える範囲であってほしいものです。確かに理不尽な警備員もいるとは思いますが、彼らも仕事。突発的な行動で他人や自分の人生を狂わすような状況に自らを陥れるのは避けたいところ。スケーターたるもの、高い危機管理能力を持ち、ストリートスマートであってほしい。そう思う今日この頃です。

--MK

 

  • HUF
  • LAKAI