最初はなんか我慢しながら見栄張って無理やり体に流し込んでいたビールなのですが、20歳前後からほぼ毎日ビールを飲んでいます。初めてうまいと感じた瞬間とかも一切覚えていません。毎日飲むくらいなのでとにかく大好きなのですが、そもそもその味そのものとよく向き合ってみると本当にうまいのかどうかも怪しいもんです。タバコとかコーヒーとかにも同じようなことが言える気がします。
それはさておき、20歳前後の時点で僕の脳みその司令塔は「ビールはうまい！」と判断した模様なので、その指令に従って毎日サボることなくビールを飲むのですが、こないだふと「いったい自分は今までどれくらいのビールを飲んだのか？」と誰もが思うようなことをぼんやり考えていました。
多分少ないときで350mlの缶を1本プシュる程度で、飲みに行ったりすると大体最後までビールを飲んでいるので多分3〜4Lは超えているであろう…と考えるとなんか面倒臭いのでとりあえずかなり少なく見積もって1日平均500mlと仮定してみたいと思います。
現在43歳の自分は20歳からだとすると毎日プシュプシュ歴が23年。1日500mlが1年365日で182.5L。23年間通算で4,197.5Lという結果が出ました。数字だけ見てもいったいどれくらいなのかが分かりにくい…ということで一般家庭の風呂の浴槽を調べてみると大体200Lほどらしいので、浴槽いっぱいのビールを約21杯分飲み干したことになります。
浴槽21杯ってなんかパンチないな、微妙だ…と誰もが思うでしょう。やはり「市民プールくらいは飲んだぜ！」などというパンチワードが欲しいものです。そこで調べてみると25mの8コース、水深1.2mのプールで大体480,000Lだそうです。僕が過去23年間で飲み続けた量の10倍強。単純にこの先23年間66歳になるまでに毎日500mlの缶を10本飲み続けなければなりません。うーむ、イケるのかイケないのか？ 無駄な自問自答できる時間があるというだけで幸せだと思うことにします。
ちなみにお金の計算をすると幸せな時間でもなんでもなくなってしまいそうなので、考えないようにします。
