
こんにちは、Yo! Chuiです。今日は悩める女子スケーターからの相談メールが届きました。これはみなさまにも起こる可能性のあることなので、さっそくご紹介させていただきます。
「Yo! Chuiを書いている玉城さん、くんにちわ。私はとあるスケートパークで滑ることが多いJKスケーターです。ちょっと聞いてください。自分のローカルパークでは最近、置き撮りをしているスケーターの姿が増えたような気がします。置き撮りで滑ること自体はなんとも思わないんですが、先日それでトラブルが起きてしまいました。置き撮りをしていたスマホに、私の友達がスケボーをぶつけて壊してしまったんです。それにスマホの持ち主が怒ってしまうなんてことがおきました。これって私の友達が悪いのでしょうか? なんだか釈然とせず夜も眠れない日が続くので、しーじゃーの意見を聞かせてください!」
…ハイ、くんにちわ! あ、実はこれですね、こんな相談メールがあったのは嘘で、特定を避けるためにボカシを入れたりしてますがおおむね本当の話で、どうやらローカル内でもちょっとモヤっているところみたい。スケートついでの世間話で仲間からそんな話を聞いたわけですが、親身に相談に乗るよう装って、慢性的なネタ不足に悩まされるこの原稿作りに活かしてやろうという魂胆である…しめしめ。
えーと、そもそもなんですが、法律の専門家でもない自分にそんなこと聞くのが間違い! 自分にそんなこと聞かれても、こう答えるに決まっている。「スケボーをぶつけてしまったお友達は悪くない。その可能性を考えられなかったスマホの持ち主が悪い。以上!」です。
「JKに優しい」と言われればそれまでですが、自分の考えはこう。スケートパークにおいては、その中で起こりうるケガや事故は自己責任。それが理解できない人はパーク内に立ち入るべからず。また別の場所では子供にスケートをさせていた親御さんに板を当てちゃってトラブルとなったという話も耳にしたことがあるのですが、それも同じでパーク内での怪我は自己責任! もういっちょ。それが嫌ならパークに入ってくださるな…という考えなので対人の事故同様、対物でも自己責任でヨロシクってのが僕の意見す。
改めて申し上げますが、僕は法律の専門家でもないので、僕の意見に納得いかないのであれば弁護士を雇って法廷で問うてみればいいのかと思われます。仮に勝訴したところで、以降はローカルスケーターから白い目で見られるのは避けられるはずはありません。「アイツはイケてない」ってレッテルが貼られ、失うものの方が多いっす。
置き撮り、自分もやりますよ。スマホがこの世に存在しない頃にハンディカムで置き撮りし、自分の動きを研究するってこともやってました。ここであらためて、置き撮り中のスマホを自滅させたり、ぶつけられたりということが起きぬよう、自分への戒めにもしたいと思うところ。さらには人のスマホにぶつけてしまうって可能性を察知し、トラブルを避けるスケートを心がけるってのもひとつのスキルであるってことも、あらためて心に置いておきたいところっす。
—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)