洋画も好きだけど邦画も好き。スケート動画にも同じことが言えます。連日連夜とんでもないレベルのパートが世界各国より投下されまくっておりますが、創意工夫を凝らしたガチパートはファンタスティックの一言。下半期ともなれば、毎年恒例Thrasher認定“SOTY”を射程圏内に捉えた猛者たちのフルパートがハイピッチで公開されることでしょう。
　海外（主にアメリカ）の層の厚さと行動力には驚かされるばかりでありますが、本音言っちゃうと自分は和モノ派。海の向こうのスケーターもいいけど、日本人が国内で滑っている映像はもっと観たい。撮影しているスケーター＆フィルマーの数が海外のそれと比べると圧倒的に少ないって実情を鑑みても、年間に発表される日本人のまとまった映像が少なすぎだぜ兄弟。東京が世界一のアンチ・スケート都市で、スケート撮影がどれだけ難儀かも加味した上で、日本人の良質なスケート映像がもっと観てぇぇYo！　って話。
　2020年はとんでもない1年として記録にも記憶にも残ることでしょう。VHSMAGも例外ではなく武漢肺炎の影響を受け、予定していたイベントやツアーが軒並みキャンセル。新生活様式だとかソーシャルディスタンスだとか聞き慣れないワードが定着しましたが、自分の業務内容に限って言うと撮影する頻度は以前より増し、和モノフッテージは順調に溜まっております。近々まとまったモノをお見せできるかと思いますので、Stay HomeじゃなくてStay Tuned。

─KE