10〜30代とスケートボードを続けてきて、もうすぐ自分は40代へと突入するところ。ぶっちゃけこんな歳までスケートしてるなんて当初は考えてもみなかったことですが、当時僕らが見ていた日本のスケートシーンの先端にいた方々、また先端という立ち位置にはいなくとも今なお変わらずスケートに打ち込んでいる方々が多く存在し、今日もまた大いにずっ転んでは笑っている姿を見ては自分の励みになるのです。「自分もまだまだ先が長ぇな」と。
楽しみながら打ち込むという前提は変わっていませんが、ざっと10代、20代、30代で自分のスケートボードへの向き合い方が変わってきたのもまた事実。とかく存在感や結果といったものが欲しい10代。今とはその在り方みたいのも大きく違いますが、時折開催されるローカルコンテストで結果を残すことに重点を置き日々滑っていたところはあります。そしてそれは自分のスキルアップにも繋がっていたのは間違いない。そして20代、地元を離れやってきた東京では「コンテストとかもう無理〜」てな具合でコンテスト出場の機会と興味は激減していくのですが、代わりに多くの仲間にも恵まれ、日々のスケートを映像に残し、ビデオを作ることに時間と頭を割いておりました。その流れは30代まで継続しつつも、「ヤバい映像残したろう!」から「自分が楽しく面白く、いい映像撮れようもんなら超ラッキー!」という具合に変わってきました。自分と同じようなスタンスでスケートを続けてきた人は大いに共感できるはずだと、信じて疑いません。
偶然出会いちょっとした会話とセッションから、そんな自分の立ち位置というかありさまを「ソウルスケーター」と表現する方がいました。自分よりも1周ちょい年齢も上だったかな、カリフォルニアというスケートメッカ育ちのアメリカ人で結婚を機に現在は日本に在住。「ソウルスケーター」か…時々自分が何者なのかわからなくなることもあるのだけど(別に病んでるわけじゃないっす)、その表現は妙にしっくりくるものがあり、喜ばしいものでもありました。あれこれやってきたなかで、自己の追求と楽しみのためにスケートをしているのだろうと。自分のスケートボードへの向き合い方は決して間違ってはいなかったのだろうと思ったのです。
1980年代のカリフォルニアでどっぷりスケートし、日本に移り住んでからも若手のスケーターを援護射撃しているその方。曰く、「今の日本のシーンは'80年代のカリフォルニアに似ている」と。というのは、もともと街の嫌われ者であったはずのスケーターのシーンが大きくなり、今に至ると。「日本もあと5年くらいでだいぶ違った景色になるだろうよ」…らしい。いや、実際にそうなってくれると最高だ。街中からなにかと排除されがちなスケートボード、それが「何か面白そうなことやってる!」なんて目線が向けられるのであればうれしいし、そんな世の中に変えていけるようなこの先の40代とその先を生きたいものであります、押忍。
—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)
















