サッカーやバスケット、野球といった王道の球技に空手や柔道、剣道といった武道、そしてなぜか陰キャなイメージが払拭されない卓球にいたるまで、中学や高校にはさまざまな運動系の部活があり、またそれらに所属していたという方もきっと多いことかと思います。そしてそんな部活動に勤しむ生徒らには地域の大会から、わかりやすいところでいうと甲子園のように全国規模の大会が用意され、各々のレベルに合わせ目標を立ててはそれらに出場したのではないでしょうか。
かくいう自分は中学でなんとなくサッカー部に入部するも、その部は弱小もいいところ。先輩の試合を応援に行くと20-0という、およそサッカーとは思えない点差でフルボッコ。いざ自分の時も試合に10分ほど遅刻したにもかかわらず、まだあとひとり揃ってないという悲惨な有様。そんなところでいい加減に参加してた放課後の練習からも次第にフェードアウト、いよいよスケートボード漬けの日々が始まります。
スケートボードが流行していた2000年頃のことで、自分と年齢の近い中高生のスケーターは地元の各地に存在しているように見えました。しかし自分の中の疑問としてあったのが、「これだけのスケーターがいるのに、中体連やインターハイみたいな公式な試合がないのはなぜか?」ということ。スケートボードなんてのは学校とはまた別の場所で多少ヤンチャなヤツらが集まってやっていただけにすぎず、今考えるとそれも当然な話。しかしスケートボードにおいても学校に認められるようなコンテストがあれば、自分らが活躍できる機会があるのに…と考えていたのが懐かしい。
さてそれから四半世紀が過ぎ、スケートボードも世間に認知され、その環境も大きく変わって現在のシーンに至ります。今やスケートボードが学校の部活として取り入れられているところも少なからずあるようです。対象は学生に限定されたものではないものの、茨城県では県連大会なるものが立ち上げられ、茨城県在住者/通勤・通学者がエントリーできるコンテストも開かれます。資本の入ったデカいコンテストとも、ローカルスケーターやショップ主導で行われているコンテストともまた違った香りの漂うコンテスト。将来的にはこのような催し物も各地で行われていくことになるのでしょう。それは中学の頃に自分が抱いていた疑問や望みがまたひとつ解決されているような気持ちにもなります。
—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)















