スケートビデオに音楽は不可欠。そこで歴代のスケートビデオで一番使用されたものについて考えていたところ、個人的な答えは…Black Flag…とも思いましたが、Dinosaur Jr.の楽曲ということで落ち着きました。明確な統計はありませんが、少なくとも有力候補であることに異論を唱える人は少ないでしょう。
これまで数え切れないほどの作品で彼らの楽曲が使用されてきました。最も記憶に残っているのは『Video Days』のルディ・ジョンソンのパートで使用された"Just Like Heaven"。この曲を聴くとルディのスケーティングが頭の中で完璧に再現されます。
ちなみに調べてみたところ、初めてこのバンドの曲が使用されたビデオは1988年の『Ohio Skateout』。これはコンテストビデオですが、当時はコンテストの模様をまとめたビデオが重要なメディアとして機能していました。
Dinosaur Jr.は特に流行を追いかけるバンドではないからこそ、時代が変わっても古く感じないのだと思います。'80年代のビデオで流れていても、2026年の最新作で流れていても違和感はありません。その普遍性こそが、何十年もスケートコミュニティに愛され続けてきた理由かもしれません。
そんなDinosaur Jr.が、5年ぶりとなる13作目のアルバム『There Near』を今月末にリリース。スケート史とともに歩み続けてきたバンドの新曲を、新たなビデオパートとともに聴ける日が楽しみでなりません。
—MK

















