「前にナイジャ・ヒューストンやってんぞ!」
先日、錦糸町で撮影をしていると、昼間からほろ酔いの自称・元スケーターオジに話しかけられ撮影強制中断。曰く、「そこのトンネルのところで昔ホームレスが不良に〇〇されたんだよ」「昔はスケートしてると悪い輩に絡まれた」とか、一方的に武勇伝(?)や事件簿を教えてくれます。どうやら地元の人で、ある程度スケートに精通している模様で年齢は自分の少し上。で、最後にデジャブーかってぐらいお決まりのパターンがあります。
「おまえ、赤熊(寛敬)知ってるか?」と。
パッと思い出せるだけでも、上野と門前仲町でも同じようにストレンジャーに絡まれたことがあります。一度なんて「うるせぇ、バカヤロー! こんなところでスケボーすんじゃねぇ!」とすごい剣幕で詰められたことも。最終的にクマちゃんと知り合いだということで、事なきを得ました。
「赤熊に会ったら〇〇の〇〇がよろしく言ってたって伝えとけよ」
…いや、誰だよ。
それにしても、赤の他人に絡むってそれなりのエネルギーを要すると思うんです。騒いでいるヤツを見ると血が騒ぐのか、酒の勢いなのか、あるいはその両方なのか。もちろん、さまざまな要因があるかと思いますが、自分的に一番腑に落ちる解釈は、みなさん“江戸っ子”気質なんじゃないかということ。
口は悪いが義理人情に厚い。入りは高圧的だけど、実は人と話すのが好き。なんだかんだで世話焼き。そんな感じでしょうか。
それから程なくして、先に触れた上野で絡んできた江戸っ子二キの話をクマちゃん本人に伝えたところ「ぜんぜん知り合いじゃない」。
ホラ吹いてんじゃねえよ、バカヤロー!
—KE













