先週末、SLSの第4戦となるTempe Takeoverが開催されました。舞台はアリゾナ州テンピ。
まず一応、SLS Takeoverについて説明を。通常のSLSが複数のセクションを配したコース全体を使うランとシングルトリックを組み合わせるのに対し、Takeoverはひとつのセクションを攻略することに焦点を当てたフォーマット。これまでにSFのハバハイドアウトのレプリカでバトルを繰り広げたりしたこともありましたが、このTakeoverはその土地を象徴するスポットを模したセクションを作るのが特徴のひとつだと認識しています。今年の2戦目ではサンタモニカにて、あの有名なトリプルセットをモチーフにしたばかり。
そして今回の開催地テンピ。スケート史を遡れば、この街にはすでに強烈なコンテストの記憶があります。1986年に開催されたNSAのStreet Style in Tempe。当時のトッププロが集結した歴史的コンテストですが、今日も語り草となっているのがニール・ブレンダーのラン。いきなりスプレーで壁に絵を描き出したアレ。コンテストに勝つことなんて興味ないとばかりにその場を自分の遊び場に変えてしまった伝説の数分間。
ちなみに今回のTempe Takeoverのメインセクションとなったのは、ローカルパークのウェッジレッジ。そして女子の部では日本人が表彰台を独占。Street Style in Tempeからちょうど40年という節目であえてテンピでSLS Takeoverを開催したかどうかは不明ですが、ニール・ブレンダーのアレとトリックを数値化して勝敗を競うSLSが対照的すぎてなんとも興味深い。
なにはともあれ、その土地に根づいたスポットをコンテストのセクションとして再解釈するSLS Takeoverはやっぱりおもしろい。もし日本で開催されるとすれば、どのスポットをモチーフにしましょうか?
—MK















