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問われるのは適応力。スケートボード東西交流
──EAST COAST MEETS WEST SIDE

2016.05.20

 アメリカのスケート映像や写真のシチュエーションで、昔から「これは好きだな」っていうのがいくつかあるんですが、その中のひとつで東海岸のスケーターが西のスポットでスケートしてる画、あるいはその逆でカリフォルニアのスケーターが東海岸のスポット(冬場だとなお良い)を攻めてる素材を観るのが結構好きです。最近ではあまり「西がこうなら、東はこうだ!」みたいな感じが曖昧なので、なかなかお目にかかれなくなったのですが、最近ライアン・ウォーカーが『Sabotage 4』というフィラデルフィアローカルの作品に残したビデオパートが理想的なシチュエーションで、久々にアガりました。カリフォルニアのナパバレー出身の彼が、フィラデルフィアの路上でクラックをうまくかわしながらラインを描いていたり、ウォーリーやノーコンプライといった決してフレッシュとはいえないトリックをセンス良く取り入れていたりと、いい意味で期待を裏切りまくるナイスなビデオパートでした。
 やはり同じアメリカとはいえ古今東西スケートカルチャーの発展の仕方はだいぶ違うので、その違いを映像や写真を通じて目の当たりにできるっていうのはとても貴重なことだと思うし、ただ単純にいい意味でのギャップ、例えばいつもは太陽の下でTシャツにショーツのイメージが定着してる西のスケーターが、厚手のニットやジャケット、場合によっては手袋まで装着して冬のスポットや夜の地下道で滑ってるとか、あるいはその逆で、夜の路上スケートのイメージが強い東海岸のスケーターたちが日差し照り付けるミニランプで魅せる軽快なセッションなどなど、そんな素材を観せつけられる度に僕のちっちゃいステレオタイプは木っ端微塵にされ、そして気付くのです。「やっぱ適応力に富んだスケーターってのはいちいちイケてやがる」と。

─Takayuki Hagiwara(FatBros

 

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