自身も敬虔なイスラム教徒である彼のスタイルは典型的なイスラムひげ。あごひげは伸ばしたまま口ひげは剃らずに刈るのだそうです。日々の生活、特に健康管理への配慮を怠らない謙虚な姿勢がボウルにフリップノーズマニュアルインという大技をやってのける原動力になっているのでしょう。見習わなくては。
奇抜なルックスと個性的なトリックでおなじみのリッチー・ジャクソンは、もちろんひげもオリジナル度No. 1のカイゼルひげをチョイス。スペインが生んだ奇才、サルバドール・ダリ氏のそれにかぶせてくるところあたりに、カイゼルひげに対する並みならぬ想いを感じずにはいられません。
テラインを選ばないスーパースキルに加え、そのトリック数の多さはロドニー・ミューレンをも凌ぐのではと思われるほどの達人、クリス・ハスラムは見事なフルフェイスを蓄えております。てか、こうなってくるとどこまでがひげで、どこからが髪の毛なのか判断に困ります。要は体毛? 冬場はさぞ暖かいでしょうね。
全米では今、見事なひげを蓄えるのが流行になっているようで、移植手術を受ける人までいるのだそうです。NYの路上スケートの魅力を伝え続ける伝道師、ルーカー・ルーのそれはおそらく天然物でしょう。個人的な意見ですが、彼のひげと初代内閣総理大臣、伊藤博文のそれはとてもよく似ているなと思います。
最近はスケーターの中にも実に立派なひげを蓄える輩が増えたような気がします。まあスタイルの細分化により、実際昔に比べると積極的にひげを生やすヤツが増えてきているのは確かなんだろうけど、見方を変えれば、まだガキの頃だった時分は男性ホルモンが十分に分泌されていないので、同じような世代の仲間で構成されていたヤングスケーター時代にそれは少し珍しかったことなのかも知れません。それが10年20年と歳月を経て、みんなのオジサン化が進み、悲しいかなひげスケーター人口が結果的に増加したという生物学的観点からの立証も可能だろうと思います(ただ単に「スケーター=ずぼら」の一言であっさり片付いてしまいそうですが)。
そしてひと口に「ひげ」と言ってもそのスタイルは老若男々様々。口ひげにあごひげ、頬ひげと生える場所で呼び名が異なるうえ、そのスタイルに応じてちょびひげ、どじょうひげ、ヤギひげなどの具体的な呼び名があり、中にはカイゼルひげとかフルフェイスなんていう横文字系のちょっとイケてそうな感じのヤツもあります。
とにかく、上(頭皮)がダメなら下で行け的な手段として蓄えるも良し、ひげフェチ女性にターゲットを絞って蓄えるも良し、はたまた確固たる信念を持ってその道を極めるも良し、一人ひとりのひげに対する想いは違うと思いますが、それによって弾圧されたり課税されたりする心配は今のところありませんので、どうぞいいひげライフをお過ごし下さい。
そしてひと口に「ひげ」と言ってもそのスタイルは老若男々様々。口ひげにあごひげ、頬ひげと生える場所で呼び名が異なるうえ、そのスタイルに応じてちょびひげ、どじょうひげ、ヤギひげなどの具体的な呼び名があり、中にはカイゼルひげとかフルフェイスなんていう横文字系のちょっとイケてそうな感じのヤツもあります。
とにかく、上(頭皮)がダメなら下で行け的な手段として蓄えるも良し、ひげフェチ女性にターゲットを絞って蓄えるも良し、はたまた確固たる信念を持ってその道を極めるも良し、一人ひとりのひげに対する想いは違うと思いますが、それによって弾圧されたり課税されたりする心配は今のところありませんので、どうぞいいひげライフをお過ごし下さい。
--TH (Fat Bros)