そういや先日、木更津市の潮浜公園にあるパークに滑りに行ったんす。かねてより多くのスケーターがそこで滑ってるのを見ては自分も行ってみようと思いつつ、また人を誘ったり、または誘われつつもタイミング悪くおじゃんになったりと行けずにいた場所。なんつっても自宅から少々遠くアクセスしにくいエリアではあるのでこれまで行くに行けずにいたのですが、特に予定のない休日、重い腰を持ち上げようやく潮浜公園デビュー! 工業地帯の味気ない場所かと勝手に想像してたのですが、海沿いの付近はリゾート感ある街並みや商業施設になってて気持ちが高まります。
感想としては、こりゃ最高! おそらくこの場所を愛してやまないローカルスケーターによるお手製セクションが数多く並びます。やはりどこのパークに行っても人気のセクションであろうボックスも高さ、長さの違ったものがあれこれ存在し、広い敷地内をぐるぐる回遊しながら思い立った場所で当て込み可能。鉄製の素材を多く用いた他のセクションに関してもわざわざエッジに加工が施され、グラインドするとガリガリと気持ちいい感触と音が得られます。比較的チルめなセクションが多く並んでますが、ところどころに屈強なセクションも鎮座し、スキルを試すことができるのも楽しいポイント。スマホの画面越しではわからない、いろんな素材・要素を持つセクションが並ぶおもちゃ箱をひっくり返したようなスケートパーク。ドッグランに放たれた犬みたく日没まで走りまわっておりました。
現在自分はMBM Parkbuildersというスケートパークを施行する会社に勤め、各地のスケートパークやイベントでの特設セクションを作ってきました。それは仕事を依頼してくれる自治体や企業、お客様に対してギコいものを作って「ハイ、どうぞ!」というわけにはいかないので、立派なものを日々製作しています。なので立派に作られたパークやセクションを見てスケートするのは日常のこと。自社で施行した物件のみならず、立派なパークが各地に相次いでオープンしているのは喜ばしい限り。一方でスケートパークなんてほとんどなかった時代の、ローカルお手製セクションが並ぶスポットやスケートOKエリアというのもやはりクセやアジがあって捨てがたい。経年劣化で多少滑りにくかったり、怪我をしかねない危険な箇所とか気にしてかわしていくのも、そんな場所ならではの楽しみ。問題が相次げば閉鎖されたりセクションが撤去されたりしかねない、その手のパーク。特にビジターとしては場所を存続させているローカルに敬意があるのなら、ゴミの放置なんてことはできませんよね?
そういや日々の多忙(忙しいフリ)でつい忘れてしまうのですが、自宅からわずかプッシュ5分のところにもローカルの集まるささやかなスケートOKエリアがあるんだった。なんなら自分で作ったセクションも置いてあるんだけど、しばらく行けてない。まさに灯台下暗し。
—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

















