数年前にスタートしたオンラインビデオシリーズ、Memory Screenをご存知でしょうか？　AWSのデビュー作と同じタイトルですが、こちらのMemory Screenはオランダ・ロッテルダムのヤン・マーテン・スニープというエディターが手がけるリミックスシリーズ。
　特定のスケーターをフィーチャーしたり、コメンタリーを付けたり、ただ好きなスケーターのフッテージをまとめたりとその内容はさまざま。最近だとゴンズの50歳の誕生日を記念しリミックスを手がけたり、VansのHalf Cabを履いたスケーターのフッテージだけをコンパイルしたりと、なかなか面白いテーマで楽しませてくれています。
　そんなMemory ScreenがYouTubeチャンネルを新設し、莫大な数のスケートビデオを公開したという情報が入りました。古いものだと'80年代の『Sick Boys』やH-Street『Hokus Pokus』、'90年代のWorld Industriesや101、Eastern Exposureシリーズ、Crailtap、Zoo York、AWS、Habitatなどの作品に加え、Color、SupernautやRasa Libreといったレアな作品までがフルで公開。
　その数、なんと合計500作を超えるというのだからハンパない。すべて観るのに何ヵ月かかるかわかりませんが、絶対にチェックすべき。存在すら忘れていた作品を思い出したり、新たな発見をしたり。スケート史に残る名作を心ゆくまで楽しめるチャンネルとなっております。ということで、その中から個人的に思い入れのある作品をどうぞ。これはもう夜も眠れません！

--MK