はるばるイギリスはロンドンから我が家に珍しい宿泊客がやってきました。彼の名前はコナー・チャールソンと言うらしい。日本に来るのはこれが初めてのことだそうです。ロブ太郎と合流し関西方面を回ったのち、東京、神奈川、千葉のあちらこちらで滑りつつ、我が家に流れてきたということです。この原稿がアップされる頃には次の行き先である沖縄で暴れ回っていることでしょう。
まったく存じ上げていなかったスケーターなんですが、イギリスではNew Balance Numericのライダーとして活躍し、そのバジェットを利用して日本で撮影を行うというのが今回のミッションだそう。千葉方面で動きたいけれどステイする先が決まってない…っていう流れでウチに泊まりに来たのです(ロブ太郎はかねてより常連宿泊客だけど)。「友達の友達はいいヤツだと相場は決まっている!」という謎理論で、快く招待させていただきました。
自分が休みのタイミングはあいにくの雨模様で一緒にスケートできなかったのが悔やまれます。そりゃ、そんな聞くからにいい滑りしそうなスケーターを生で見たかった、セッションしてみたかったもんですよ〜。しかし多少言葉の壁はありつつも、海外からやって来るスケーターと接するのは楽しいものです。スケートではセッションならずとも、トークセッションはそれなりに盛り上がります。遠い異国の地のスケートシーン…リアルタイムで情報をキャッチできる現在ですが、我々がキャッチする情報もそのごく一部に過ぎないということを痛感させられます。なんといっても生の情報を聞けるのが刺激的。同時に思うのは、スケーターとはやはり同じ人種であり、スケーターとしての視点や取り巻く環境なんかも共通事項が多いということ。スケートボーディングにおいて何がサイコーで何がワックか、あのビデオがどーだとか、どのブランドが売れているとか、どんなスケーターが支持されているのか…そんな話は尽きることなく、国は違えどスケーターとして共通の認識や現在進行形の事実が存在しているということを改めて感じさせてもらった次第です。
ちなみにコナーさん、東京にはいいスケートショップがたくさんあることを羨ましがっておりました。ここ日本でもショップの懐事情が厳しいという話は各方面から聞こえて来るのですが、それはロンドンでも同様のよう。いわゆるローカルスケートショップも撤退が相次ぎ今や2店舗しかないので、東京にこれだけショップがあることに驚いておられました。自分含めてそんなコナーさんを知らなかった方のために、「こんなスケーターが日本に潜伏中だぜっ!」と映像を貼り付けているのでビデオ学習してくださいまし。またコナーさんにオススメされた映像もご一緒にPlease check it outっす。
—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)








