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日本ではプロスケーターが何なのかという意識はだいぶ低いように感じます。…
──プロスケーターのあり方

2017.05.17


日本ではプロスケーターが何なのかという意識はだいぶ低いように感じます。
そもそもアメリカでは、スポンサーからデッキがリリースされてサラリーを受け取っている人がプロスケーターとされていますが、ここ日本ではだいぶあいまいなことになっているようです。
自分がスケートを始めたとき、日本の中でシグネイチャーデッキを出してる人はほとんどいませんでした。自分が覚えてるのはT19からアキラ君とかチャカのデッキがリリースされてるくらいだったと思います。

2015 初代+二代目 T19brothers #tokyoskate #t19 #t9t #tee19 #t19boys #eaze #tokyo #jpn 📷ワックン

Akira ozawaさん(@akirat19)がシェアした投稿 -

日本人のプロデッキを流通させられるマーケットも確立されていなかったので、AJSAプロサーキットに出ているほとんどの人がシグネイチャーデッキは出せずにいました。
日本ではこのAJSAでAJSAプロ認定をもらえるので、スポンサーがほとんどついていなくても日本の中でプロスケーターといえる人が出てきました。
スケートはストリートだけではないので、向上意欲を上げられて全体を引っ張ってくれるAJSAのような存在は不可欠です。実際自分もこのプロ戦にも出場してましたし、一つの目標でした。現に世界で活躍する瀬尻稜や堀米雄斗、池田大亮などはAJSAが輩出したスケーターたちで、今後もさらにハイスキルなライダーたちを生み出していってもらいたいです。そして、この公認プロの制度もこれからも続けていくべきだと思います。
ただ、ここでいうプロ資格というのはあくまでAJSAの中での話であって、AJSA認定プロということでプロスケーターということにはならないと思うんです。協会側ではなくスケーター自身が意識を持つべきだという事なのです。
よく、プロスケーターは厳しいでしょ?とか言われることがありますが、ちゃんとしたプロスケーターでなければ厳しいでしょう。
ただ、デッキがリリースされていて本気でスケートボードに向き合っているスケーターはスケートだけで生活しています。
自分はそうなって初めて自分がプロスケーターだと語れるんだと思います。
最近たまに名前も聞いたことがない自称プロスケーターとかもSNSなどで見ますが、そういう人はほんとにいなくなってもらいたいです。
仕舞にはコンテストに数回出ただけで、地元でプロスケーターを語る人もいるようです。
こういう人たちのおかげでプロスケーターの価値は下がってしまいます。
プロを語るならまずはシグネイチャーデッキをリリースしましょう!

Found my old decks at office! @elementbrand @elementjapan #skatelife

Soichiro ★IFO / 9FIVEさん(@soichironakajima)がシェアした投稿 -

SOICHIRO NAKAJIMA
Soichiro Nakajima
中島壮一朗
(株式会社INDECKS代表取締役 / IFO SKATEBOARDディレクター / SOURCE BOLTSディレクター)

1979年5月10日生まれ。

日本人で最初で最後となった海外メディア411VMのオープニングのトリを飾り、海外を中心に活動。
現在はIFOと9Fiveを取り扱う株式会社INDECKSの代表取締役のほか、IFOとsource boltsのディレクションを担当。
湘南・茅ヶ崎在住で地元のスケートパーク、ONE SPOT -878-の運営ボランティアも行っている。

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