2016年11月28日の月曜日。当たり前だけど、365日誰かしらが誕生日を迎えるわけで、何気なく有名スケーターのそれを調べてみたところ、2010年のSOTYに輝いたあの人の誕生日ということが判明。アンドリュー・レイノルズとヒース・カーチャートを足して2で割ったようなスケーター、と言っても決して大袈裟ではない、Toy Machineのプロとして活躍するレオ様ことレオ・ロメオ。なんでも彼は、本日をもって目出たく三十路デビューとのことで、比較的若手とされていたハンサムボーイもいよいよ脂の乗った中堅枠（10代はキッズ、20代は若手、30代は中堅、40代はベテラン、50代はレジェンド、60代は神、70代は宇宙）へ突入というわけです。
　このレオ様ですが、先に挙げたEmericaのチームメイトというかメンターでもあるレイノルズとカーチャートのスケートDNAを受け継いでいるのか、スケートスタイルや業界においての立ち位置に両者と共通項を感じます。クリーンでビッグヒッターの実力派にしてハンブル。なんていうか、彼の実力をもってすればとんでもない賞金のかかったコンテストに出場したり、いわゆるコーポレイトと揶揄されることの多い（資金が潤沢な）ビッグスポンサーへの移籍も現実的であるのにも関わらず、それをせず…。現行のスポンサーや仲間への忠誠心が強いお方というのは想像に難くありません。
　海の向こう側の小市民より、レオ様が今後もスケートボードの偉大さを再確認させてくれるような素晴しいフッテージやビデオパートを量産していただけるよう願っております。Happy 30th birthday!!

--KE