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難しい部分も多い一方で、こだわりや関心事への集中力はズバ抜けているという発達障害。天才と呼…
──発達障害

2018.01.05

 新年あけましておめでとうございます。家族と過ごしたり仲間とパーティしたり、はたまた正月休みでセキュリティのユルくなった街のスポットを攻めに行ったりと思い思いの楽しみ方をしていることでしょう。僕は帰省し元旦はローカルの仲間たちと初詣、大吉をメイクして幸先のいい年明けとなりました。今年も楽しくやっていきますよ、どうぞよろしくお願いします。
 さて新年1発目のYo! Chuiは最近の仲間内での会話からピックアップしてみようと思います。僕を含め誰も気がついていなかったのですが、実は仲間のひとりがチック症という一種の障害を抱えていたという話。精神科医で適切なトレーニングをすることで症状は改善され、現在は外からは見えにくいくらいにはなっていると。知的な障害を伴わず外から見えにくい、もしくは本人も自覚していないが実は障害がある、という人があなたの周りにもいるかもしれません。自分もしっかり理解していないのですが、よく聞くものだとADHDや発達障害などであろうか。以前ではその概念がなかったため「ちょっと変わった人」くらいに思われていた人が、その特徴を照らし合わせてみると何かしらの障害であったと今になって理解されるわけです。またそれらは珍しいことではなく30人のクラスがあればそのうち数人は該当するものだと。事実、現在保育園で教育実習中の妹の話だと25人いるクラスでそういった障害があると診断された子が7人、今後おそらく診断されると思われる予備軍を含めると15人以上いるとのこと(それはさすがに多い方ではあるらしいが)。またよくよく考えてみると、その診断結果があるわけではないですが自分の父もまさにその何かしらの障害を持つ典型的なパターンの人間で、自分の日課や日常生活でのこだわりを徹底する一方、興味のないことにはまったくの無頓着。関心事への執着心は異常なほど。これまで「何考えてんのかわかんねぇ!!!」と言い争いも度々ありましたが、今になり合点がいくというか...。
 障害の種類にもよりますが、自分の父の例をみると、難しい部分も多い一方でこだわりや関心事への集中力はズバ抜けています。また特定の分野で大きな功績を残すという話も耳にします。野球に対しての異常なまでの追求心、乱すことのない生活のルーティーンがあると言われるイチ●ーもそうだろうと言われている。天才と呼ばれる人々にその傾向が多いと言いますが、スケート界も例に漏れずそういった天才たちが活躍しているはず。スケートでもアートでも、そのズバ抜けた集中力や探究心を武器に凡人の成し得ない結果を作り出したりします。さまざまなタイプの人間がいて、それぞれのタイプが果たすべき役割があるのだとすれば、その「ちょっと変わった人」たちが世の中を発展させる場面もあるだろうと考えられます。
 「あれっ、今回のYo! Chui、スケボーについてほとんど触れてねぇじゃん?」なんてツッコミが入りそうです。前述しましたが、これは普段スケートする仲間との会話から考えを巡らせて書いてみた次第です。これまでのスケート人生で得た知識や経験を基準に物事を考えがちな自分もまた世間一般からすると変わり者かもしれない...。まぁ気にしない気にしない、今年も楽しくスケートできりゃあオールOKでございます~。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 

https://www.youtube.com/watch?v=NyJxxko1J0Y

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