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独特なユーモアと世界観、至極のストップモーション・アニメーション
──犬ヶ島

2018.05.30

 先日、ウェス・アンダーソンの新作『犬ヶ島』を観てきました。『ライフ・アクアティック』、『ダージリン急行』、『ムーンライズ・キングダム』、『グランド・ブダペスト・ホテル』など、シュールながらも独特なユーモアと世界観でカルト的な人気を集める映画監督なのですが、今作はあまり好きではないアニメーションということで気が進まなかったというのが正直なところ。ところがどっこい、その幕が上がった瞬間からどっぷりスクリーンに釘付け。
 パペットを少しずつ動かしながら制作するストップモーション・アニメーション。ストーリーはもちろんのこと、背景やディテール、すべてが緻密で丁寧。すべてのカットを一時停止して、隅々までじっくり鑑賞したくなるほど。しかも、未来の日本が舞台ということで日本人は特に親近感を覚える作品。とりあえずめちゃくちゃ面白い。
 声優陣もウェス・アンダーソン作品にはおなじみのビル・マーレイ、エドワード・ノートン、スカーレット・ヨハンソンに加え、ハーヴェイ・カイテル、オノ・ヨーコ、村上 淳の愛息の村上虹郎、そしてスケートコミュニティに縁のある野村訓市も参加。
 ストーリー、世界観、制作チーム、すべてが◎の作品。これできっかけでストップモーションにハマってしまいそう。時間を見つけて、ウェス・アンダーソンが初めて手がけたアニメーション作品『ファンタスティック Mr.FOX』も観てみたいと思います。

--MK

 

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