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 来たるべき日が来てしまった…。トップブランドとして長年スケートシーン…
──AWS

2014.05.21

 来たるべき日が来てしまった…。トップブランドとして長年スケートシーンをリードしてきたAlien Workshop(以下AWS)が解散。個人的に大好きだったデッキカンパニーだけに、いちファンとして残念で仕方がありません。諸行無常、どんなものでもいつか終わりを迎えるのが自然の摂理。わかってはいるけど、やはり哀しい…。
 振り返れば1991年リリースのファーストビデオ『Memory Screen』に衝撃を受けてから、20年以上も影響を受け続けてきたわけです。ブランド創設者のクリス・カーターとメインデザイナーのマイク・ヒルによってクリエイトされた、斬新な世界観とカッティングエッジなヴィジュアルの虜となり、雑誌に掲載される広告や411VMなどから配信される動画に釘付けでした。'97年『Time Code』、'99年『Photosynthesis』、'06年『Kalis In Mono』、そして'09年には『Mind Field』とスケート史にその名を刻む名作の数々を生み出し、レニー・カーク、ジョシュ・ケイリス、AVE、ディラン・リーダー、グラント・テイラー、ギルバート・クロケットなどの一流スケーターを多く輩出してきました。'91年当時は、よもやまさかオハイオ州という片田舎(当時は)で発足されたブランドが、ここまで大成するとは誰も予想していなかったのではないでしょうか。LAでもなくNYでもない地方都市からビッグカンパニーへと成長した、最初のデッキブランドだと記憶しております。
 そしてブランド発足から20年余り、トップブランドとして長年スケートシーンを牽引してきましたが、度重なる経営権の問題などでライダー勢は新天地を求めて離脱。そうこうしているうちに、ついにその活動にピリオドを打つ日が到来したとのことです。
 ブランドは事実上解散となったわけですが、スケートボードのエッセンスが詰まった最高にして最強のブランドのレガシーは、これからもスケーターの記憶の中で生き続けていくのであります(少なくても自分の中では)。実際、AWSなしのスケートワールドなんて、チーズバーガーのチーズ抜きぐらい味気ないものですが、これからも変わらずスケートボードに向き合って行きたいと思います。Alien Workshop様、感動をオブリガ~ドォォ~!!

--KE

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