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 ここ最近、さまざまな障害を持つスケーターがメディアで紹介されています。視力を失い盲目となったダン・マンシーナや聴覚障害を持ちまったく耳の聞こえないブライアン・エストラーダ。さらには両脚を失ったフェリペ・ヌネス、そして'00年代にも脚に障害を持つオグ・デ・ソウザというスケーターが話題になりました。
 自分の知り合いでも脚が不自由なスケーターがいました。オグやフェリペが台頭する遥か前の'80年代終わり。場所はアメリカ・ワシントン州。自分のかつてのスケート仲間のひとりであったビル・ストーリー。彼もまた障害があり脚がまったく動きません。そのためデッキに座り、手でプッシュし、ダブルサイドカーブを果敢に攻めていたのを今でも鮮明に覚えています。アクセルとブレーキを手で操作できる車に乗ってはいましたが、それ以外の移動手段は基本的にスケートボード。つまり健常者よりデッキに乗っている時間がおそらく長く、デッキが身体の一部と化していたと言っても過言ではありません。
 そんな彼のことを思い出してググってみると、当時の映像を発見。障害なんて関係なし、彼のスケートに対するパッションに敬服するばかり。おそらく彼のことを知っているスケーターは世界中でほんの一握りしかいませんが、かつてこんな素晴らしいスケーターがいたのです。ということで、ビル・ストーリーの滑りにヤラれてください。

--MK

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