レギュラースタンス一筋、四半世紀。要するにスケート歴25年のレギュラースタンスのスケーターで、スイッチも苦手(正確にはスキル不足)。そもそも論なのですが、レギュラーの定義を辞書で調べると、“正規”とか“通常”とかそんな感じで定義されています。ということは、その反対はイレギュラー(Irregular / “変則”や“異常”など)ってことになる。では何故ゆえに、イレギュラースタンスとは呼ばれないで、グーフィー(Goofy)スタンスと呼ばれているのだろうか。呼び名の起源はサーフィンからきているかもしれないが、その辺りの事実関係は分かりません。ともあれ、イレギュラースタンスではなくグーフィースタンスって呼ばれているところがいかにもスケーターらしくて好きです。Goofyは英語的には“滑稽”とか“まぬけ”みたいな意味合いの言葉みたいですが、スケーター的なニュアンスだと“ギコイ”というのがピッタリはまる。“異なる”ことをクールなことと逆説的に解釈しているところに、スケーター的エッセンスを感じざるを得ない。
そんなウンチクはさておき、レギュラースタンスの自分がもっとも憧れた、グーフィースケーターの優雅な滑りをどうぞ。パォォ~ン。
--KE
この人の歴史はここから。スコジョンではなくSJと呼びましょう。
PUMAのスエードを誰よりも履きこなしたボストンの雄。かなり短気。
世界1、Bsの動きが美しい人。『VIDEO DAYS』のパートも観よう。