Nike SB dojo | スケートパーク

 スケーターが着用しているバンドTが気になる派です。スケーターがスケー…
──NA“T”AS

2015.01.13

 スケーターが着用しているバンドTが気になる派です。スケーターがスケート系ブランドのTシャツを身につけるのは当たり前すぎなんだけど、音楽関連など他ジャンルのTシャツは、ライダーの個性というか好みが強く反映されているだろうから、好きなポイントのひとつです。
 最近だと、ナケル・スミスがMetallicaとかBad BrainsのTシャツを頻繁に着ていてアガります。自分が好きなバンドってのもありますが、ナケルとは世代違いのBad Brainsと、白人ヘヴィメタのMetallica!? なんてギャップがとてもいい。
 2014年にSOTYを獲ったウェス・クレマーもまた、Eazy-EやN.W.A.などのTシャツを着ていて萌えます。サンディエゴの富裕層スケーターが、LAギャング・ラップに傾倒するあたり、ひょっとするとアメリカならではの深い意図が含まれているのかもしれません。
 一昔前の話に遡ると、『Questionable』でパット・ダフィがPrimusのTシャツを着用していましたが、実はPrimusのメンバーのひとりがパット・ダフィの義理の兄弟だか遠い親戚だった、なんて話を耳にしたことがありますが、真偽の程は不明です。
 これまた'90年代の話ですが、Blindの『Video Days』('91年)と同時期にリリースされたあまり、陰が薄くなってしまった名作『Now 'N' Later』('91年)はご存知でしょうか? ブライアン・ロッティのパート内でThe Smiths(Meat is Murder)のTシャツを着てマニュアルパッドを攻めるシーンがあります。フィルマーがあえてThe SmithsのTシャツを見せるために寄って撮ったのではないか、と思わずにはいられない動きのカットがあるので(スロー編集も意図的?)マニアックな人には必見です(偶然かもだけど)。
 自分の知る限り、音楽系のTシャツを最初にかっこよく見せたのは、ナタス・カウパスだと認識しております。'80年代後半に、Public EnemyのTシャツを着ていたのはかなりのインパクトでした。サーファーっぽい原色系のTシャツやタンクトップやらを着るのが普通で、パンクミュージックが主流だった時代に、いきなりPublic EnemyのTシャツをまとったナタスを発見したときはショッキングでした。
 そんなたわいのないTシャツの話ではありますが、こんな風にスケートビデオやマガジンを眺めるのも、スケートメディアを楽しむちょっとした秘訣だったりします。最後に、Tシャツの話から少しかけ離れてしまうかもしれませんが、共通していえるのは「イケてるスケーターは耳もいい」のと「素晴しいミュージックは世代を越えて愛される」ということです。Fin

--KE

 

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