先日オンラインで公開された、サイラスの東京パートにぶっ飛ばされた人も多いはずです。いきなりサイラスが東京で、しかも全部夜の映像?! どうやらこのプロジェクト、事の始まりは昨年ディラン・リーダー&サミー・ウィンターが来日した際に撮影されたGRAVISのPR動画を観て感銘を受けたサイラス自身が、制作を担当したラッセル・ハウテン(www.russellhoughten.com)に編集を依頼し、adidas Skateboardingのパートとして公開したもの。サイラスは、およそ1ヵ月間初台のマンスリーマンションにフィルマーとステイし、昼間寝て夜撮影するというヴァンパイアスタイルでパートを完成させたようです。フィルマーとして抜擢され、サイラスと1ヵ月間の撮影合宿を敢行したのは、東京中野出身でポートランドに留学経験のあるDICEこと松島大介。ポートランドの大学で映像を専攻していたのと、サイラスの鬼ディレクションも加わりフィルマーの仕事を完全にメイクしています。
それにしても東京の出尽くしたアイコン的スポットではなく、マニアックというか海外の作品には露出していない都内のストリートスポットを網羅する素晴らしいパートでした。前半にFsウォールアウトをかましているクリップの後ろに自分が少しだけ写り込んでいるというのは、まったくもってどうでもいいことなのですが…。
--KE
燃料投入中のサイラス
スポットシーク中のクルー
移動は基本チャリにて
無茶振りにダウン中のDICE