12月8日に六本木ヒルズアリーナで開催されたG-SHOCKプレゼンツREAL TOUGHNESS。アメリカからウェス・クレマー、ハヴィエルヌネズを招いて行われたスケートはもちろんのこと、往年のヒップホップファンの胸を熱くさせてくれたThe Pharcyde(Fat & Slim)のライブもたまりませんでしたね。
ということで、今回のREAL TOUGHNESSでは披露されませんでしたが、The Pharcydeの名曲“Drop”のPVについて書いていきたいと思います。PVを見てもらえればわかると思いますが、1曲まるまる逆再生という手法を取られています。聞くところによると、リップシンク(映像と楽曲の口の動きを合わせる)のために、わざわざ言語学者を招いて逆再生にしたラップを作り直し、メンバーがそのラップをすべて覚えて撮影したというこだわりよう。
気になるディレクターはつい先日発売されたGirl / Chocolateの最高傑作『Pretty Sweet』でも注目を集めるスパイク・ジョーンズ。彼のこだわりとクオリティには納得せざるを得ません。
--TM