Nike SB dojo | スケートパーク

幼少期にその容姿の醜さからマスクを被せられ、ボイラー室に閉じ込められて育った不幸な自閉症の…
──MANDIBLE CLAW

2016.08.26

 幼少期にその容姿の醜さからマスクを被せられ、ボイラー室に閉じ込められて育った不幸な自閉症の男。そんなキャラクター設定のアメリカ合衆国のプロレスラー、マンカインドがタイツに忍ばせた不潔なソックス(顔付き)を手に被せて相手の口に突っ込み、その匂いで対戦者をKOする拷問技「Mandible Claw」の名を自身のフィルミングプロジェクトに採用するNY在住の奇才、コリン・リード。そんなコリンが重度の腰痛と戦いながら完成させた最後のスケートフィルム『Spirit Quest』のお披露目試写会が先日、東京で行われました。内容に関してはここでお話しすることではないので割愛しますが、脱毛、じゃない脱帽してしまうアイデアとスケートボード愛が詰まった充実の内容に、普段試写会では控えめな日本のスケーターたちも大興奮。当日の会場は歓喜の声と喝采の嵐に包まれました。しかも試写会では異例の10分休憩が設けられ、その合間にビールの補充やら小水を済ませたスケーターたちが後半も作品鑑賞に集中できるという制作者サイドの心配りも相成って、放映終了後の会場周辺では時折降る雨にもかかわらずお決まりのスケートカオスが勃発。胴上げに花火、ハンドプラントにスケートゲームなどなどみんなやりたい放題。「おまわりさんホントすいません」って感じでしたが、やっぱり僕らはソレを我慢できないんです。
 そして今回、この試写会に合わせてメインフィルマーであるコリンとともに制作活動に携わったクルーたち、そのすばらしいスケートで作品に華を添えたプロ・アマスケーター御一行が来日を果たしています。しかも半数は今回が初来日ということで、みんないろんなことに興味津々。しかも、敢えて撮影機材を持たずしての来日を果たしており、これは彼らがいかに今回の来日を純粋に楽しもうと思っているかの表れでもあります。そんな彼らは現在大阪に潜伏中で、来る28日には大阪においても試写会が上映されるというのだから西のみなさん、これは必見ですぞ。
 初めての出会いからもう何年も経ちますが、「スケート」という共通の活動を通じて国籍を問わない友だちが増え、彼らの作品に出演したりそれを一緒に鑑賞できたりするのは、月並みな表現ですがそれこそお金で決済することのできない貴重な財産です。「夏休みがまだ取れてない!!」とお嘆きの以西のみなさま、まだまだお楽しみは大阪であなたたちをビールとウィスキーの小瓶片手に待っていますよ。

─Takayuki Hagiwara(FatBros

 


Mandible Clawの頭脳君、コナーの発想力にはいつも驚かされますが、今回も驚かされちゃいました。詳細は観てのお楽しみですが、このご時勢に路上スケートでNBDはホンマすごい。

 


ユニークなアプローチで魅せるジェシーは、実は料理が得意(毒味はまだ)という家庭的な一面を持つセニョール。マットは前回フライトを逃し、ターミナルに3日間ステイをメイクしているので今回それを更新するのかが楽しみ。

 


トレフリップが秀逸なイケメンラテン系ニューヨーカー。突然の雨に着ているシャツを脱ぎ、それを板にかぶせて自分は裸で帰るスタイルは初めて見ました。これぞスケートボード愛かと。

 


スキンヘッドにイスラムひげ、見事なタトゥーという外見から相当の酒豪と思いきや、飲まず吸わずのストレートさん。むやみに飲酒を強要すると鉄拳制裁の恐れがありますが基本ナイスガイなのでご安心ください。

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