Nike SB dojo | スケートパーク

 暑い日が続きますが、みなさんお変わりありませんでしょうか? 本格的な…
──TREVOR PRESCOTT

2014.07.18
 暑い日が続きますが、みなさんお変わりありませんでしょうか? 本格的な梅雨明けはどうやらもう少し先のようで、このところ貴重な週末にあいにくの天気が重なることが多く、屋外で思い切りスケートを楽しめずストレスを感じているという方も多いのではないかと思います。
 しかし、こんな時こそ最新のスケートビデオをじっくり鑑賞して、制作者の想いに共感し、己の感性に磨きをかける絶好の機会と捉え、ポジティブなマインドを維持しながら来たるべき梅雨明けにそなえるのも悪くありません。
 というワケで、僕はこのところベッドに入るまでの束の間の時間を、先日発売された話題作『STATIC IV』の鑑賞に充てているのですが、そんな夜にふと、とあるスケーターの存在を思い出しました。そこで今回はそのスケーターについて少し思い返してみたいと思います。

 今回の表題にもなっている“トレバー・プレスコット”がそのスケーターの名前です。10数年くらい前に主にSFで活躍していたスケーターで、確か当時はSupernautというデッキカンパニーやSatori Wheelsのライダーだったと記憶しています。実際に会ったことはないのですが、当時彼がサポートを受けていたブランドのイメージそのままの「穏やかな人」という印象を当時は勝手に抱いていました。そんな彼のスケートは決して派手なタイプではありませんでしたが、基本とテクニカルな要素をバランスよく備えたストリートスケートで、今回紹介している『LOGIC 9』のパートで残したフェイキー360フリップでのピア7のテーブル越えは、彼がこの世を去ったいまも、決して僕の脳裏から消えることはありません。
 そして彼はまた、スケート映像制作者としての才能溢れる一面を持ち合わせていて、彼が制作していた『SEASONS』というビデオシリーズは、当時彼の周りにいた魅力的なスケーターたちの姿を独自のセンスで紹介する良質なスケートビデオでした。
 『STATIC』の制作者であるジョシュ・スチュワートとさほど変わらない時期に活躍していた彼を今回なんとなく思い出したのは、おそらくスケートビデオ制作の目的というか意図というか、その作品への想いの込め方が(ビデオ制作の詳しい過程を知らない僕ですが)似ているからなのかなと、勝手に想像しています。

--TH (Fat Bros)

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