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 先日、Jenkemよりドキュメンタリー映画『Concrete Jun…
──CONCRETE JUNGLE

2015.06.15

 先日、Jenkemよりドキュメンタリー映画『Concrete Jungle』の仮編集版が公開されました。これは'90年代初めにZoo Yorkを立ち上げたひとりであるイーライ・ゲスナーが2009年に制作したもので、制作費の出資元が倒産したことによりお蔵入りになってしまった作品です。
 '70年代終わりに、アメリカ西海岸のヴェニスビーチで10代のサーファーたちが活動の場をビーチからストリートへと移したことで現代のストリートスケートの原形が作られ、同じ頃に東海岸ではニューヨークのブロンクスでヒップホップが誕生。それから数十年後、スケートとヒップホップが融合し、ひとつのスタイルとして世界中に広まっていきました。本作は、そんなスケートとヒップホップというふたつのストリートカルチャーの切っても切れない関係性を探るというものです。
 ナタス・カウパスがPublic EnemyのTeeを着たことでヒップホップの存在がスケートコミュニティに広まったこと。白人が中心だったスケートコミュニティにおける、カリーム・キャンベルやスティービー・ウィリアムスら黒人スケーターの成功物語。初めてヒップホップをブランドの世界観に取り入れたShutやそれに続いたUnderworld Element。Zoo Yorkの台頭。SF黄金期のEMB。ハロルド・ハンター、ジャスティン・ピアース、キーナン・ミルトン、スティーブン・キャレスらがNYからSFに金歯やTimberlandをはじめとするヒップホップのファッションを持ち込んだ逸話。KRS-Oneも劇中に登場し、「スケーターはヒップホップコミュニティの一員である」と語っています。ちなみに本作のナレーションを務めるのは、映画『キッズ』のヒロインのひとりとしてデビューを飾った女優のロザリオ・ドーソン。
 本作には残念ながら日本語字幕が入っていませんが、さまざまなお宝映像や知られざる逸話がたくさん収録されています。スケートとヒップホップの両カルチャーに精通したイーライならではの作品を、是非ともお楽しみください。

--MK

 

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