Nike SB dojo | スケートパーク

突然ですが、みなさんはお酒が好きですか? もちろん未成年はオフィシャルには今しばらくおあず…
──FREEDOM IN BEERS

2017.02.03

 突然ですが、みなさんはお酒が好きですか? もちろん未成年はオフィシャルには今しばらくおあずけですが、体質的あるいは信条、宗教的にNGという場合を除けば、僕が知る限り国内外問わず大概のスケーターはそれが好きです。ただ中にはそれに深入りしすぎてスケートはおろか、人生の大切な時間や自分の健康までをもややこしいものにしてしまう残念な者がいることも事実ですが、基本的にそれは人生をより楽しむためのツールのひとつと僕個人としては考えているので、僕はお酒を飲むのが好きです。
 で、この酒を飲むという行為には、社会に責任を持つ大人が決して欠かすことのできない大切な要素があります。それは酒を飲むということに対する正しい動機づけです。この動機づけがネガティブな過程を伴うものであったり、もしくはこれを欠いての飲酒(ガラスの十代、二十代がやらかすやつ)という行為はただのLet's毒物摂取に成り下がり、文化もへったくれもなくなるわけです。もちろん僕もいい大人ですから、「時には飲まなきゃやってられねえよ!」というおっさんの嘆きは理解できますし、そういう飲酒が過去に皆無であったかというともちろんそうではありません。でもどうせやるならそこは大人の男なんだから、自宅なりバーなりでひっそりと酩酊してほしいし、その方がまだかっこがつくってもんです。終電間際の電車内で周りに配慮することなく酔いつぶれたりゲロ吐いてるような身なりだけは一丁前の大人、この優しい日本社会に甘えてるだけのメンタル小僧です。簡単に言っちゃえば、「YOUは何で酒飲んでるの?」って問いに対する答えはやはりハッピーなものでなければならないということ。たとえばそれは手間隙かけて作られた料理にありついた時とか、やり遂げた仕事が報われたと感じる瞬間、完璧な炊事洗濯をメイクした日曜日の午後とか、大好きなあの娘に近づける週末の夜のひと時とか、そんな感じのものです。
 きっと誰の周りにもあるであろうささやかなハッピーを見つけたり感じたりして、それをつまみに美味しく愉しく酒を飲むことができるのがいい大人の振る舞いってもんです。おっといけない、ついつい熱がこもって説教じみてくるのは大人の悪い癖ですね。まぁだからとまでは言わないけれど、いい大人のおっさんスケーターたちがコンビニ前で、自分たちのささやかな進歩に乾杯しているひと時もどうか温かい眼で見守ってくださいまし。

─Takayuki Hagiwara(FatBros

 

  • CONVERSE SKATEBOARDING
  • GRIZZLY