Nike SB dojo | スケートパーク

振り返る平成のスケート史
──平成最後の〇〇

2019.04.05

 今月1日に発表された新元号「令和」。その発表を待ちわびていた人も多かったでしょう。僕は仕事の休憩中に、インスタグラムのライブ配信を通してその様子を眺めていました。新しい「令和」という元号の言葉の響きの良さと、日本の古典が由来という解説を聞き入っていた次第。昭和ラスト世代である僕は日本が平成に変わった時のことなど覚えているはずもなく「ほぅ、こんな感じか」と。平成生まれの方にとっては初めてとなる時代の変わり目に直面し、ことさら強く思うこともあるのかもしれません。まぁ、元号が通じるのは日本国内のみだから外国人からすりゃどうでもいい話なんだろうけど…。
 そんな平成の終わりの今日この頃、ネットをシークしていると面白い記事を発見。平成元年と平成31年の家電なんかを比較するという、まぁありがちな内容ではありますが、やはり改めて科学技術の進歩に驚かされるばかり。たとえば平成元年はもちろん、携帯電話が当たり前に普及した'00年代ですら政府官邸がインスタグラムで中継を配信する世の中になるとは誰も想像してなかったはず。例外ではなくスケートボードも、毎日少しずつ進化しているように思えてなりません。時にスラッピーやノーコンプライといったオールドトリックが再注目され、アップデートをしてはまた次のステージへ。そうやって平成元年の頃と比べるとトリックの数、スケール、難易度などすべてにおいて大幅に進化したことでしょう。一方で、忘れ去られたようなトリックが新しく見えることもまたしかり。同様にギアもスケートパークも、ショップや代理店、メディアといった業界もその時々の流れに合わせ進化し、または淘汰されながら現在に至るはず。世界各地で進化してきたスケートボードを「平成」という日本独自の尺度で考えるのもヘンな話ですが、ここ数年で日本のレベルも世界水準となりつつあり「いい形で平成の終わりを迎えられそうだ」とか思ってみたりするわけです。
 ちなみに、間違って認識している方も一定数いるようなので再確認。「令和」の元号がスタートするのは5月1日からで、今月いっぱいまでは「平成」が続きます。なので「平成最後の◯◯」みたいのはまだまだ使えるっていうこと。なぜかそのフレーズに自分は一切興味が湧きませんが(笑)。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 

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