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 いきなりの私事で恐縮ですが、酒をオーダーしないで飲食店(主に定食屋と…
──UNDER A TREE

2015.08.07
 いきなりの私事で恐縮ですが、酒をオーダーしないで飲食店(主に定食屋とかラーメン屋)を利用することがどうも苦手で、おひとりさまランチを外食で済ますことがほぼない僕は、もっぱら前夜にビール片手で用意した簡単な弁当やらサンドイッチなんかを近くの公園で食べてたりするのですが、最近はまぁ暑いです。それでも樹木がつくる木陰を見つけることができれば日差しから逃れ、心地良くそよぐ風のおかげも相成って、こんな時期でもなかなか快適に食事を楽しむことができます。そして今日も目の前にたたずむ樹木を観察しながら食事をしたのですが、樹木の下に集まるのは涼をもとめる僕のような人間だけではなく、実にさまざまな生き物の往来があることに改めて気付きました。
 まず足元に目を落とすと、そこではたくさんのアリたちが行ったり来たりを繰り返していました。そんな彼らが暑さをどのように感知し、それに対処しているのか専門的なことは分かりませんが、やはり彼らも日陰を好んでいるようで、多くの巣穴は樹木の根元に作られていました。そこから少し視線を上げると、枝に茂る木の葉にはセミの抜け殻がきれいに残されていました。セミの幼虫は主に夜に地中から這いだし、木に上って明け方前に羽化するので僕のランチタイムと被ることがないのが残念です。一生に一度くらいは神聖なセミの羽化をリアルタイムでじっくり観察してみたいものです。
 そして樹木のもっと上の方、最も枝葉が生い茂っているところをよく見てみると、そこには鳥の巣らしきものがありました。それは木の枝と鋼線のワイヤー製ハンガーを巧みに使って作られた安全性にも優れた優良物件で、自分が鳥だったらぜひ住んでみたいと思える代物でした。
 このように、都心の小さな公園内に植樹された樹木1本でさえも、さまざまな生き物のニーズに応える力と優しさを備えていることを考えると、いかに多くの地球上の生き物(もちろん私たち含め)の存在が森林に守られて存続しているという事実に畏敬の念を抱かずにはいられません。
 そんなわけで僕は、来年創立30年を迎えるetniesが2011年に提案し、当初の目標である100万本の植樹に見事成功したプロジェクト、“Buy a Shoe, Plant a Tree(Every Shoe Plants a Tree)”をしっかり応援していきたいと思います。
 ということで今回は、僕が個人的にetniesの初代RAPが一番似合っていたなと思うスケーターであるクリス・センの映像をお楽しみ下さい。

--TH (Fat Bros)

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