
最近わりとドキッとする瞬間が。メイク後にビデオの液晶モニターをみんなで確認するとき。昨今のヤンジェネはデジタルネイティブってこともあるけど、とにかく動画慣れしているのでどのトリックをどうやって撮影するのがもっとも適しているのかの理解度高し。メイク後に意気揚々とYeeeeyyyなんて獲りたてホヤホヤのフッテージをチェックする際、反応が薄かったりするときはだいたい撮り方やアングルに納得してない(汗)。
以前にも書いたか言ったことあるけどワンスアゲイン。基本スケーターと話し合ってスポットもトリックも納得したうえでビデオカメラを回します。いわゆるコンセンサスをとってからの共同作業。身体を張ってくれているスケーターとまではいかないけど、こちらもGA/CHI。トライ前に脳内フル回転させてベストアングルや撮り方を瞬時に導くわけだけど、ヤンジェネは「こっちのほうが伝わりやすいかな」とか「もうちょい引いたほうがスポットがデカく見えるかも」とか小言ともサジェスチョンとも捉えられるジャブが入ってくるので内心ヒヤヒヤしてます。言い方変えれば演者と撮り手のせめぎ合いとでもいいますか、親しい仲にも緊張感ありな関係はスキル向上につながる健全なセッション。
とはいえ毎回満点は出せないし、失敗しちゃうときもあるからお手柔らかに。あれ、ひょっとして“撮り方ハラスメント!? ”
─KE