われらが宇宙船地球号ブラジルエリアでは今、4年に1度のサッカーの祭典、ワールドカップが行われていますね。僕はいわゆる「キャプテン翼」世代の人間ですが、実はあまりサッカーに興味がありません。なんで今現在の勝敗の状況やら注目カードにはまったく疎いのですが、今では性別や世代を問わず実に多くの人たちがこのイベントを楽しんでいるようですね。そしてここ日本のみならず、世界中のほとんどの国でもかなりの盛り上がりを見せるこのワールドカップ、いわずもがなあなどれません。
そして「サッカーに熱中してた」っていうスケーター、実は結構周りに多い気がします。しかも幼少期にサッカーを嗜んだヤツは得てしてスケートが上手い。これは僕の周りに限って言えば、ほぼ例外なくそうです。やはりボールキープで研ぎ澄まされた足の感覚は、スケート時のボードコントロールにも活きるのでしょう。
そして「サッカーに熱中してた」っていうスケーター、実は結構周りに多い気がします。しかも幼少期にサッカーを嗜んだヤツは得てしてスケートが上手い。これは僕の周りに限って言えば、ほぼ例外なくそうです。やはりボールキープで研ぎ澄まされた足の感覚は、スケート時のボードコントロールにも活きるのでしょう。
そんなサッカーといえばやはりブラジル、これはもはや世界の常識といえるでしょう。そしてこの「サッカー大国」であるということが関係しているのかどうかはわかりませんが、昔からブラジリアンスケーターたちの世界での活躍には目を見張るものがあります。遡ること今から少し前、スケートのコンテストがアメリカ国内のみならず世界中で開催されるようになり、興行として成立するほどの観客動員とそれに伴う規模の拡大、そして何よりも大会で入賞できるスケーターたちの生活を支えるほどの賞金が提示されるようになった2000年頃、各地で行われる世界大会には、必ずと言っていいほどブラジリアンスケーターの活躍がありました。それまで世界的にはほぼ無名、なんかもうパジャマみたいなヨレヨレのスウェットパンツで、とあるヨーロッパの大会に登場し、完成されたトリックとその安定感で優勝を勝ち取った若き日のロドリゴ・TXの勇姿は今でもはっきりと覚えています。
時の経過とともにさまざまなテクノロジーが飛躍的に発達した現在、世界へのアプローチの方法はアイデア次第となりましたが、ブラジリアンスケーターたちの「コンテストで勝ってみせる」という愚直なまでの正攻法は、今でも脈々と彼らに受け継がれているようです。
--TH (Fat Bros)