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 レッジトリックの基本中の基本にして、数あるスケートボードのトリックに…
──SSFS50-50

2014.08.22
 レッジトリックの基本中の基本にして、数あるスケートボードのトリックにおいて永遠の輝きを放ち続けるもの、それが50-50グラインド。言わずもがなBsとFsが存在し、スケートボードでのアプローチが可能なすべての方向およびトリックからの無数の応用が存在します。そんな中から今回、スイッチスタンスによるアプローチからの50-50について、少しお話させてください。

 まずはスイッチ50-50の是非について。スケートボードの世界には暗黙の了解のようなものはありますが、ルールは基本的には存在しません。なので「これはやっちゃダメ」というNGトリックはありません。しかし中には50-50グラインドに特別な存在意義を見出していて「レギュラーでの50-50以外は認められないし、今後やろうとも思わない」という方もいることでしょう。もちろんそういう自分なりの美学を持つことは大事なことですし、そういった“こだわり”がその人のいわゆる“スタイル”と呼ばれるものを醸し出すエッセンスとなる場合があります。ひとつのトリックに対する賛否両論はウェルカムされるべきもので、そういった自由な意見交換もスケートボードが持つ動的な部分の魅力とともに、大切にされるべき健全な要素だと思っています。

 おっといけない、脱線が始まりました。そんな観念的な話じゃなく、スイッチ50-50に話を戻します。個人的には50-50はFsの方がいくらかやりやすいのかなと思っていますが(Bsの方がやりやすく感じていた時期もあった)、スイッチに関して言えば断然Fsが難しいと思ってます。ちょっと前によくビデオでフェイキーのFs 50-50をレッジやハンドレールでやってる猛者たちがいましたが、あれの難易度に近い感じですね、アウトが難しいんです。完全なスイッチスタンスでのFs 50-50をスムースにこなせるスケーターは相当なスイッチマスターであると勝手に思っています。見た目は地味なSSFS50-50ですが、決してあなどれません。

 そんなSSFS50-50を得意とするプロスケーターが先日、NYCからここ東京にシューティングのため来日していたようですね。僕の街のスケートショップに現れることはありませんでしたが、地元の友人が営むそれは素敵なコーヒーショップに頻繁に現れていたようです。そんなお洒落キングにしてSSFS50-50マスター、イーライ・リードの完璧なスイッチスタンスを今一度チェックしとくべきチェキ。

--TH (Fat Bros)

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