Nike SB dojo | スケートパーク

 犬っていいな。何時だって犬と戯れたい。老若男女(雄雌)はもとよりその…
──DOG KNOWS EVERYTHING

2013.06.07
 犬っていいな。何時だって犬と戯れたい。老若男女(雄雌)はもとよりその犬種やサイズに関わらず、戯れたい。相手にしたいっていうか相手にされたい。この欲求は365日つねに心の片隅にある。家族と同じ屋根の下で暮らしていた頃は、その記憶も曖昧なほどの幼少期からつねに傍らに犬がいる環境だったこともその要因かもしれないが(ちなみに私たち家族にお供してくれた三代の犬はすべて同じ名前が付けられていた)、とにかく犬は好きで嫌われたこともほぼない。強いていえば、嫌がる二代目に当時僕が飼育していた蛇をけしかけた時、本気の噛みつきを一度脇腹に喰らったけど、翌日からは普通に接してくれたし。

 てなわけで今回は犬のおはなし。スケートボードに対するそれと同じくらいの愛情でもって、犬との生活をエンジョイしていることで知られるプロたちの日常のひとコマをご紹介。ノースカロライナ州在住のダン・マーフィーの愛犬インディは何をするのもつねに一緒。あらゆるスケートスポットに付いて回ってはしゃいでます。当然ながらみんなの人気者。そんな彼のおかげという訳ではありませんが、そこは比較的マイナーな地域のスケートコミュニティであるにもかかわらず、彼らの人となりの温かさがとても伝わってくる良い環境です。
 デニス・ブセニッツの愛犬、ゲイリーはもはやその知名度もご主人並みに知られた存在。今回の映像以外でも、デニスをフィーチャーした映像に度々登場してます。そしてゲイリーレベルになるとむやみやたらにデニスのスケートを深追いしません。悠々とついて行っている感じ。もはや犬でさえも、スケートに乗ったデニスを追うのは至難の技なんでしょう。
 スラッシュことブライアン・ハンセンの愛犬は、まあ飼い主に似るといいますか、人間と文明社会での生活を共にしている犬にしてはその佇まいに野性味が感じられます。なんだか怒ったら怖そうな感じ。主人と食べ物を分け合っているとき(普通分け合わないけど)、必要以上に欲してないところあたりに、主人との主従関係より深い部分での感情で繋がっている印象を受けます。あと関係ないけどブライアンが額のサングラスをこめかみに力を入れて、ストンと眼前に押さえるしぐさがツボ。ウケ狙いではないだろうけど、実際に見たら笑っちゃいそう(怒られるかな?)。
 そしてClichéの最新作『Bon Voyage』で、その超絶マニュアルコンボで世界のマニーマニアたちを唸らせたジョーイ・ブレジンスキーは、マニュアルの精度を高める努力と同じくらいの情熱を愛犬のパグたちに注いでおります。老舗の某ブランドから愛犬Tシャツまで出してしまうところからも、彼のパグに対する並々ならぬ愛情を感じます。ちなみにここVHSMAGの某インターンも表向きの顔とは裏腹に、実家に帰れば愛犬のパグに幼児言葉で愚痴を聞いてもらっているとかいないとか。

 多くの動物の中でも、犬ほど人間の生活にとけ込み、僕らを理解しようとする生き物はいないように思えます。ましてやスケートボードという得体の知れない乗り物に心奪われている自分の飼い主である人間の姿を、彼らはいったいどんな心持ちで眺めているんでしょうか? 今回の映像を見る限りにおいては、とても温かい目でそれを見てくれているような気がします。

 ああ、やっぱり犬っていいな~。

--TH (Fat Bros)

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