Nike SB dojo | スケートパーク

ドブネズミみたいに美しくなりたい
──スケートラット

2020.01.03

 年末年始のセキュリティが手薄になるのを狙い、ストリートへ1発しとめに行くイケてないあなたも、ゴロゴロ過ごしてスケート行く行く詐欺な超絶イケてるあなたも、明けましておめでとうございます。今年もこのYo! Chuiがなるべくたくさん炎上・クレームの嵐となるべく不謹慎な記事の執筆に取り組みたいところ。またあちらこちらのスケート現場に出向き耳寄りな情報をキャッチしてはYo! Chui砲できればと思っております所存。よろしくお願いいたします〜!
 さて2020年ですよ。十二支も一周し、子(ネズミ)からのスタートとなりますね。ネズミといえば、スケートシーンには「スケートラット」なんて表現があります。「がむしゃらに滑り倒しているスケーター」みたいな認識でいるのですが、誰が使い始めたのだろうこの言葉、まさに言い得て妙だと思うのです。なんだか小汚くそこらにいては迷惑がられる存在。壁に穴を開け居場所を広げていく様はまるでストリートスケーターがスポットを開拓しているみたい。退治(キックアウト)を喰らうことなく、そして何かを得ようと縦横無尽に街を駆け抜ける姿もまさにそう。ここまでスケーターを上手く言い表す言葉を僕は他に知りません。ただしこの言葉、もちろんですが滑りに滑りまくってるスケートキチ●イを表す言葉。どう楽しもうが人の勝手なのですが、少なくとも格好だけで非生産的なスケートファッショニスタには使えないシンプルかつドープな言葉なのです。
 また今年はオリンピックイヤーということで、世界のスケートラットが日本に集結し、しのぎを削り合う姿を間近で観ることができる絶好の機会。彼らを紹介するにあたり、子年に引っ掛けてスケートラット、こんなスケートスラングもテレビから流れてきたら面白いw そして今年は後々「20’s」と呼ばれるであろう2020年代の幕開けであり、オリンピックという一大イベントの開催から始まる20年代の元年。ここから始まる10年でスケートボードがどのようなものになっていくのか、僕はそこにワクワクしかありません。もちろんオリンピック選手のみならず、世界のスケートラットが新たな境地を開拓していくのを楽しみにしています。
 ミレニアムイヤーにスケートを始めた僕個人としてはスケート歴も20年となる今年。それなりに満足のいく程度スケートできる生活環境下にあり、少しずつながらスキルアップの手応えも感じている日々。自分をスケートラットと言うには恐れ多いので、「おじさんスケートネズミ」くらいの立ち位置で今年もあちらこちらで滑り倒していきたいと思っておりまチュウ。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)






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