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撮影でゲットできる貴重なもの
──握手!

2019.03.08

 外は随分と暖かくなり日も長くなってきた今日この頃。いよいよスケートしてて気持ちのいい季節になってきましたね、ヘーックション(ただ花粉はツライな…)。年度末も近いのでこの1年を振り返ってみると、コツコツ地道にスケートしてこれたんじゃないかと思っています。というのも自分のことで恐縮ですが、パートを作るべく動いている案件が3つ。それぞれが別のフィルマーと節操なく動いているわけです。「どっか撮影行こうよ!」 そんな感じで気軽に声をかけてきてくれる仲間とのフィルミングが徐々にエスカレートし今の状況にあるのですが、たいしてパッとするワケでもない自分のスケートを懸命にカメラに収めてくれる彼らにはただひたすら感謝申し上げたいところです。
 さてビデオパート、とまでは言わずとも仲間とチームモンタージュ的映像を作った経験のある方は多いことでしょう。狙ったトリックをメイクした・してないで一喜一憂、そうして次第に映像は積み重なっていきます。「コレとコレは抑えたから、次はもっとテクいのが欲しいね、そしてハンマーもひとつやふたつくらいは…」なんてアイデアを膨らませ作品という形にしていく作業は、計画通りには行かずとも上を向いてやってりゃ楽しいってモン。そんな作業工程ももちろん楽しいのですが、同じぐらい自分にとってプラスになることといえばひとつの映像に向け行動を共にする仲間と徐々に築き上げられていく連帯感、というか信頼関係でしょうか(それが崩壊するケースもあるようですが)。毎度顔を合わせる際の軽い握手は作品が完成する頃にガッチリ硬い握手に変わっているはずです。自分の名刺ができるのはもちろんのこと、映像を作ることの醍醐味ってそんなところにもあるんじゃないかなと。
 余談ですが、先週末も撮影しようと出かけた先は千葉県。各自納得のいく映像をゲットしそれを祝うべく、夜はローカルスケーターの案内により飲み屋で乾杯。さらに飲み屋をトランスファーTOコンビニOUTで気がつきゃ終電メイクならず。そして朝までの時間を潰そうと入ったクラブでライブをしていたラッパーが吐き出す言葉に釘付けに。若くもなければおそらく特別売れてる様子でもなさげなそのラッパーが綴るストレートで飾らないメッセージにスケートボードを重ねては物思いにふけりつつも、「それでいいんだ」と何だか背中を押されるような気持ちがしてなりませんでした。
 連日の暖かさも撮影へのモチベーションを上げてくれる。次はどこで何を撮ろう、ふぇ、へ、ヘぇーックシュん!!

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 

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