VANS × SHAKE JUNT - SLIP-ON PRO

同郷仲間へのエール
──川越の某AD

2020.09.18

 先輩から拝借していたVHS時代の映像作品を友人がDVDに焼いてくれました。さらに2000年前後の地元のローカルビデオを数本追加してくれました。かつて自分も所有していたのですが、いつの間にか行方がわからなくなり最後に観たのもいつのことやら…。あらためて再生すると懐かしい一方つい昨日のことのようにも感じ、当時の記憶が次から次へとカムバックするのでした。
 多忙の合間を縫ってわざわざDVDに落としこんでくれた友人は伊波繁太。FESNのアシスタントディレクターで、現在隔週火曜日にアップされるYouTube番組“燃える火曜日”を制作、司会を担当し、FESNのリバイバル作品をアピールしているあの人。淡々とした喋りにしれっとギャグを入れてくる、怪しいヤツだと侮ることなかれ。僕と同い年、地元も隣町という関係ながら、地元にいた頃は軽い挨拶を交わすくらいの顔見知り、仲良くなったのはお互い上京してからのこと。繁太は中学の頃からカメラを回し、砂川元気や長堂良明を擁するEighty-Sevenクルーとしてフルレングス作品を手がけてきたというのを知らない方も多いことでしょう。ある日のローカルコンテストで僕がメイクしたロケットフリップも盗撮されており、それは後々僕の初めてのクリップとしてその作品に使われるのでした。まあそれを観たのはだいぶ後になってからですが…。
 進学した大学で映像を専攻し、テレビ番組制作会社に数年間勤めてからFESNの裏方業へ。地元を離れて住みついた埼玉の・川越市ではローカルクルー、通りゃんせの一員としてシーンを形成しています。これまで自身の作品以外にも数々のフィルミングをこなし、生業としてFESNで森田貴宏と映像制作に携わる一方、要所要所で自分のフルパートも残すマルチな才能を持ったスケーター。
 現在は川越に週末オープン型のショップ、Uniを通りゃんせクルーと立ち上げ、地元のスケートシーンを牽引しています。森田貴宏や宮城 豪といった鬼才から色濃く影響を受けたスケーターが運営するショップ…そこで育っていくローカルがまた脚光を浴びるのをいつの日か目撃することができるかもしれません。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 




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