Nike SB dojo | スケートパーク

逃げるが勝ち!?
──リスキービジネス

2019.05.03

 「や、やっちまった…」。今日は器物破損についてのお話。ストリートを拠り所にするスケーターほど、そのリスクと隣り合わせ。万が一やっちまったという場合の対応はいかに?
 スポットに潜むリスクを冒して挑むスケートこそ今の言葉で言う「映え」であるのは言うまでもありません。単純にスケールが大きい、交通量が多い、池ぽちゃ系のもの、ヤ●ザの事務所が近くにある物件など数えればキリが無いのですが、「器物を破損する可能性」も無視できないリスク。もちろんデッキを当て込み、グラインドの痕を残したり、一部塗装を剥がしてしまうのも器物破損だと言われればそれまでなのですが、それ以上のことが不意に起きてしまうのも覚悟しておかねばなりません。自分は幸いハンマー級の器物破損はメイクしたことがないのですが、間一髪でどでかい窓ガラスを割りそうになったりとヒヤヒヤした経験は数知れず。また器物破損とまでは言わずとも、その敷地内でスケートしたがため所有者の怒りを買い、当てこすった部分の修繕費でウン十万とかいう額を支払わざるを得なくなった例もいくらかあるようです。
 しかしいざそんな状況に陥ってしまった場合の対応策。キレイにして2度とそこでスケートしないことを誓い、修繕費をポンと支払ってコトをそれ以上大きくしない大人の対応こそベストなのですが、そうそう簡単にできることでもありません。壊してしまった部分を応急的に直し、さも「最初からこの状態でした!」とばかりに知らんぷりをするのがせいぜいじゃないでしょうか。それも極力避けたいところではありますが、やはりよほどの自信でも無い限り「やらない」という選択肢も持っていたいところ。特にマンションなどの住宅関連は器物破損以前にスケートしただけで大きなトラブルに発展しやすいため避けるのがベター。「ここでスケートして下さい」と言わんばかりの極上スポットが並んでいたりするものですが、それにおびき寄せられるがごとくスケートしていた過去の自分、そして多くのスケーターに警告。「それなりの心構えをしておくようにーっ!」
 できたてのニュースポットを触ったがためあわや警察沙汰、裁判沙汰のところ「1、2、ドーン!」でそこにいた全員が散り散りになり、難を逃れたという事例も耳に入っております。そしてかつて聞いた最強ハンマーの器物破損逃げ切り事件は、深夜の渋谷界隈ストリート、某店舗の窓ガラスを…や、これは月額420円だとかいう有料会員制サイト、裏VHSMAGの編集部にバトンタッチするとしよう…。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 

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