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男のロマン(死語か!?)
──ショップオリジナル

2020.09.11

 スケートボードが広く認知され、スケーターの数も増えるにつれショップも実にさまざまな形で展開されるようになりました。大規模なモールの中にあり、一般的なお客さんにスケートボードへのゲートを開いてくれるショップ。ザ・スケートショップな感じでローカルたちのたまり場となり、モノだけでなく旬な情報の行き交う場所としても機能する場所。アパレルを主戦力としつつも厳選されたギアでスケートショップとしての役割も果たすショップ。さらには車で移動販売という珍しいやり方のショップもあるようです。ひとつ、またひとつと新たなショップがオープンしては惜しまれつつ閉店することもあるのですが、どこであろうとショップにはフォロワーがいてローカルシーンを形成しているはずです。
 そんなスケートショップを観察するのが好きなのですが、「ショップオリジナルのアイテムを売ってるところってかなり増えたよな…」って思うのです。それこそ僕がスケートを始めた頃にはショップオリジナルのアイテムと言えばステッカーくらいの場合がほとんどだったはず。今や当たり前となったショップTeeも、昔はサポートライダーのみに支給され、一般客は着れることのない敷居の高いものだったと記憶しています(自分が勝手にそう認識していただけかも?)。しかし「愛着のあるショップのロゴTee、オレも着てーんす! ぴえん」って客のニーズも次第に汲み取られていったのでしょう、近年ではTeeのみならずさまざまなグッズ展開が見られるようになりました。アパレルのみならずデッキや各種アクセサリー、日用品に至るまで揃っていたり、ショップ独自のボディを使ったアイテムを開発するなど、もはやブランドさながらの展開を見せるところも珍しくありません。また各種スケートブランドとのコラボ企画でショップの名前の入ったギアやアパレルがリリースされているのもここ近年の新しい動き。さらにはショップのアイテムを身に纏うことで厄介なスケーターに絡まれるのを防ぐ、魔除け的役割を果たすこともあるようです(笑)。
 僕がよく行くショップと言えば、家から近い中野のFatbrosやサポートされている池袋のHighsox。どちらにもショップの趣向を凝らしたアイテムが並び、それを主にローカルらがゲットしていくわけです。店にとっては収益となり、スケーターは結束を深めローカルシーンも強固なものになっていくわけです。両ショップとも都心にあるスケートショップにして、場所の確保すら難しいはずのスケート広場を作っていくのに成果を上げているのも単なる偶然ではないでしょう(中野のパークは8月いっぱいでクローズとなりました。池袋は広場オープンに向けての細かい調整が進められているところです)。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 




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